盛心塾新潟とは

盛心塾新潟の活動の元となった盛和塾は、もともと京都の若手経営者が、京セラ株式会社の社長であった稲盛和夫氏から、人としての生き方「人生哲学」と経営者としての心の持ち方「経営哲学」を学ぼうと1983年に立ち上がった自主勉強会に端を発しています。

盛和塾は日本はもとより、世界に会員を広げ、稲盛哲学を学ぶ会員は10000名を超すまでになりました。

盛和塾は2019年末に解散となりましたが、稲盛哲学を学び続け、次世代に稲盛哲学をつなぎ、経営を伸ばし社員を幸せにする意志のある経営者に稲盛経営を学ぶ場を提供するために盛和塾新潟の元会員が中心となり2020年に設立されました。

全国各地に同様の自主勉強会が立ち上がり、現在は年一回の「心を高める 経営を伸ばす 世界大会」をはじめ、地区ブロック合同勉強会など、学び合いの機会ができています。

盛心塾新潟での学びの場

稲盛デジタル図書館

稲盛和夫氏の講話を動画(音声)で視聴し、文章で読むことができるサービスが「稲盛デジタル図書館」です。

盛心塾新潟では、「稲盛デジタル図書館マラソン(IDLマラソン)」という学び合いの場があります。毎週一本の講話を視聴し、会員同士が感想をメールで共有します。一人で学習を習慣化するのは難しいことですが、仲間と共にすべての講話を学ぶことができます。

盛心塾新潟の塾生の会費にこのサービス利用料が含まれています。



毎月開催される「例会」

例会では主に会員の経営体験発表が行われます。稲盛哲学を学び、ご自身や会社経営がどのように変化したかの実践報告です。また、例会後のコンパ(懇親会)では、飲食を共にし、本音で話し合う経営体験発表の感想共有や会員同士の経営相談が行われます。全国各地で同様に稲盛哲学を学んび、経営を伸ばしている他塾の会員の報告も行われます。

フィロソフィ輪読会

毎月一回、Web会議システムを利用して「京セラフィロソフィ」の輪読会を開催しています。フィロソフィの項目を読み、感想や体験を発言し合うことで、理解を深めます。

京セラ創業者の稲盛和夫は経営の目的を「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の発展に貢献すること」という経営理念として明文化し、その実現のための価値体系として「京セラフィロソフィ」をまとめました。そこには、日々の仕事における心構え、人間関係のあり方、利益をはじめとする経営に対する考え方や広範な原理原則が示されています。

心を高める経営を伸ばす世界大会

稲盛哲学を学ぶ機会と感動を創出し、次世代に稲盛哲学をつないでいくことを目的に 毎年行われている「心を高める 経営を伸ばす 世界大会」。全国・世界で稲盛哲学を学び、実践してきた経営体験報告から学びます。世界大会では、各地区ブロック選考会で選ばれた経営者が報告します。

実践を支える

盛心塾新潟では、自己学習の機会、合同学習の機会、そして経験交流の場を通して稲盛哲学の日常・経営での実践を支えます。

盛心塾が他の勉強会と違うところは、経営トップの経営観、つまり考え方を学ぶことで、経営者自身の自己変革を目指すところです。

稲盛和夫は著書「京セラフィロソフィ」の中でこのように述べています。

「トップが持つ人生観・哲学・考え方、これがすべてを決めるのです。会社というのは、結局トップの器量、トップの人格に合ったものにしかならないのです。『カニは甲羅に似せて穴を掘る』と言いますが、自分の器以上、人格以上の会社になるはずがありません。会社を立派にし、自分の人生をすばらしいものにしようと思えば、自分の人間性を高め、人格を磨いていく、それ以外にありません」


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